ダイエットを進めていく中で、糖質制限や脂質制限など様々なメソッドを耳にしますが、「結局、カロリーってそこまで気にする必要があるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
「炭水化物を抜けば痩せるんでしょ?」という声もよく聞きますが、実はカロリーの概念を無視してダイエットを成功させるのは至難の業です。
今回は、ダイエットにおいてなぜカロリー意識が不可欠なのか、そして賢い設定方法についてご紹介します!

糖質制限を始めると、数日でスルスルと体重が落ちることがあります。しかし、これにはカラクリがあります。
炭水化物は体内で1gにつき約3gの水分を抱え込む性質があります。そのため、炭水化物を抜いて最初に落ちる体重の正体は、脂肪ではなく**「体内の水分(むくみ)」**です。数値上の満足感は得られますが、体は深刻な水分不足に陥り、集中力の低下や倦怠感を招くリスクもあります。
本当の意味で「脂肪」を燃やすためには、糖質を控えるだけでなく、**全体のエネルギー収支(カロリー)**に目を向ける必要があります。
「お肉ならいくら食べても大丈夫」という極端な考えも危険です。
脂質の摂りすぎ: 1gあたり9kcalと、糖質やタンパク質の倍以上のエネルギーがあるため、簡単にオーバーカロリーを招きます。
タンパク質の過剰摂取: 筋肉のために大切ですが、1回に吸収できる量には限界(約20〜30g)があります。それ以上は脂肪として蓄積されたり、肝臓・腎臓に負担をかけたりと、かえって効率が悪くなります。1日3〜5回に分けてこまめに摂るのが、ダイエット成功のコツです。
ダイエットの基本は、**【摂取カロリー < 基礎代謝 + 活動による消費カロリー】**の状態を維持することです。
消費カロリーは生活環境(デスクワークか立ち仕事かなど)で大きく変わります。ピンポイントで測るのは難しいからこそ、日々の食事と体重を記録する「レコーディング」を行い、**「自分はどのくらいの摂取量なら体重が落ちるのか」**という感覚を掴むことが非常に大切です。
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糖質制限、ケトジェニック、カロリー制限etc様々な食事コントロール方法がありますので、選んだ方法に合わせて摂取カロリーの設定をしていただくことが一番ですが、まずは自分の基礎代謝以下のカロリーに設定することを意識してみましょう!
基礎代謝は体の面積と筋肉量によって人それぞれ変わってきます。その為、元々筋肉量の少ない女性、そして身長の低い方は基礎代謝が低い傾向にありますので
自分の「基礎代謝」を知ることから始めましょう。基礎代謝は体格や年齢で変わります。以下の式を参考にしてみてください。
【基礎代謝の計算式(ハリス・ベネディクト方式)】
男性
66+13.7×体重(㎏)+5.0×身長(㎝)-6.8×年齢
女性
665.1+9.6×体重(㎏)+1.7×身長-7.0×年齢
体重の落ちが悪くなってきたと感じたら、この基礎代謝を基準に、再度摂取カロリーの設定を見直してみましょう。
体重を落とすには、カロリーをカットするのが一番手っ取り早いです。
前述の通り、炭水化物を抜いていても、カロリーオーバーしてるといずれ体重は落ちなくなってしまいますので、ダイエット中だけど体重の落ちが悪くなってきた!という場合は再度自分の摂取カロリーを見直してみましょう。
炭水化物を抜くだけのダイエットは、いずれ停滞します。脂肪を確実に燃やし続けるには、タンパク質・脂質・糖質のバランスを考えつつ、全体のカロリーを適切にカットすることが一番の近道です。
とはいえ、あまりに低カロリーを強いるのは大きなストレスになります。自分に合った「続けられる基準」を見つけることが、成功への鍵です!
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