「昨日の飲み会で、つい食べすぎてしまった……」 「ダイエット中なのに、甘いものの誘惑に負けてしまった……」
そんな翌朝、絶望的な気分で体重計に乗っていませんか? まず最初にお伝えしたいのは、「1日食べすぎただけで、即座に脂肪になって太るわけではない」ということです。
今回は食べすぎたあとのリカバリー方法と、効率的なカロリー調整の考え方について詳しくお話しします。
まず、ボディメイクの鉄則として覚えておいてほしいのが、「体重の増減はカロリーの収支で決まる」というシンプルな事実です。
多くの人が「1日単位」で一喜一憂してしまいますが、体脂肪が蓄積されるまでには時間がかかります。大切なのは、1日単位の失敗で諦めることではなく、「1週間単位のトータルカロリー」で帳尻を合わせることです。
例えば、あなたがダイエットのために「1日の摂取カロリーを800kcal」に設定しているとしましょう。
理想の1週間合計: 800kcal × 7日 = 5,600kcal
もし、ある1日に爆食いしてしまい、その週の合計が6,000kcalになってしまった場合、差分は**「+400kcal」**です。この「+400kcal」がそのまま体脂肪として定着する前に、どこかで「マイナス」を作ればいいのです。
オーバーしてしまった400kcalをどう相殺するか。私、小林がおすすめする「プロの調整法」は以下の2つです。
最もシンプルで確実な方法です。私なら、週の後半のどこかでお昼ご飯を1回抜く、あるいは軽めに済ませることで、その400kcal分をマイナスにします。
「食べすぎたから明日から断食!」と極端に走るのではなく、あくまで「1週間で5,600kcalに収める」というゲームのように捉えるのが、ストレスなく続けるコツです。
「食べる楽しみは削りたくない」という場合は、有酸素運動で400kcal分を消費する日を作りましょう。 実は、しっかり食べた後に体を動かすのは非常に効率が良いのです。エネルギーが体に満ちている状態で運動をすると、脂肪燃焼効率がグッと上がります。
調整として有酸素運動を挙げましたが、長期的な「ボディメイク」という視点で見れば、やはり**ウエイトトレーニング(筋トレ)**が最強です。
ここには、有酸素運動にはない驚きのメカニズムが隠されています。
最新の研究では、ウエイトトレーニングを行った後は、トレーニングを終えた後でも最大で24時間ほどカロリー消費が高い状態が続くことがわかっています。これを「アフターバーン効果(EPOC)」と呼びます。
有酸素運動: 走っている最中しかカロリーを消費しない。
ウエイトトレーニング: 寝ている間も、翌日の仕事中も、体が勝手にカロリーを燃やし続けてくれる。
この差は、ダイエットの効率において天と地ほどの差を生みます。食べすぎたエネルギーを「ただ消費する」だけでなく、「筋肉を育てるエネルギー」に変換できるのは筋トレだけの特権です。
食べすぎてしまった時、一番怖いのは「もういいや、ダイエットやめよう」という自暴自棄です。
1日オーバーした400kcalは、40分のジョギングや、1食の食事調整ですぐに取り返せます。しかし、一度折れてしまった心を取り戻すのは大変です。
「今日はエネルギーをたくさん補給できたから、明日はいつもより重いダンベルが上がるぞ!」 それくらいのポジティブな気持ちで、トレーニングにぶつけてください。
いかがでしたでしょうか? 「食べすぎ=終わり」ではなく、「食べすぎ=その後の調整チャンス」と捉えてみてください。
1週間単位でカロリーを管理する
オーバー分は、食事を減らすか、運動で消費して相殺する
ウエイトトレーニングを取り入れ、燃えやすい体を作る
この3つのポイントさえ押さえておけば、リバウンドの恐怖に怯える必要はありません。私と一緒に、無理なく、賢く、理想の体を作り上げていきましょう!
もし今日食べすぎてしまったなら、明日は少しだけ背筋を伸ばして歩いたり、お尻を意識して階段を使ってみたり。そんな小さな「プラス」の積み重ねが、1週間後のあなたを救います!
「食べてしまったこと」を後悔する時間は終わり。さあ、次は「どう燃やすか」を一緒に楽しみましょう!
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