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【女性専用ジム直伝】産後の筋トレはいつからOK?

出産という人生の一大イベントを終えたママたち、本当にお疲れ様でした。赤ちゃんが誕生した喜びを感じる一方で、鏡に映る自分の姿を見て「あれ?思ったより体重が落ちていない…」「お腹がぽっこりしたまま戻らない…」とショックを受ける方も少なくありません。出産を終えればすぐに元の体型に戻るわけではなく、妊娠中に変化した骨盤や筋肉は想像以上にダメージを受けています。

そのため「一刻も早く産後ダイエットに励みたい!」と意気込むママも多いのではないでしょうか。しかし、産後の身体は全治数ヶ月の交通事故に遭ったのと同じくらいの状態と言われています。焦って急に激しい運動を始めるのは禁物です。

今回は、産後の筋トレは一体いつから始めていいのか、身体の回復プロセスに合わせた具体的な運動開始時期の目安や、部位別のおすすめトレーニングメニューを徹底解説します。

1. 産後の運動開始時期の目安:普通分娩と帝王切開の違い

産後のダイエットや運動を開始するにあたり、最も重要なのは「自分の身体の回復度合い」を正確に見極めることです。一般的に、産後の身体が妊娠前の状態に回復していくまでの期間を「産褥期(さんじょくき)」と呼び、この期間はしっかりと休養を取ることが最優先されます。

軽めのストレッチや、日常生活の延長線上にある軽い運動が徐々に可能となる目安は、産褥期が明ける「産後21日(約3週間)以降」です。しかし、本格的な筋トレやウェイトトレーニング、走る・跳ぶといったハードな運動は、産後3ヶ月ほど経ってからスタートするのが一般的です。もし妊娠前や妊娠中から定期的に運動をしていて筋肉量や体力に自信がある方でも、経過が非常に良好な場合に限り「産後1ヶ月ほど」で徐々に取り掛かれるケースがある、という程度に捉えておきましょう。

⚠️ 出産方法による回復の違いに注意しましょう 普通分娩の場合、外傷の回復は比較的早いですが、骨盤底筋群へのダメージが大きくなります。一方で「帝王切開」の場合は、腹筋や子宮を切開しているため、表面の傷が閉じていても内部の筋肉組織が修復されるまでに多くの時間を要します。帝王切開を経験されたママは、傷口の痛みやつっぱり感が消えるまでは腹圧がかかる筋トレは絶対に避け、通常よりも1ヶ月以上は運動開始を遅らせるなど、より慎重な判断が必要です。

どのような出産方法であっても、自己判断で運動を始めるのはトラブルの元です。必ず「1ヶ月検診」の際にお医者さんの診察を受け、運動を始めても良いかどうかの明確な許可をもらうようにしてください。悪露(おろ)がまだ続いている場合や、貧血・めまいがある場合は、許可が下りないこともあります。その際は医師の指示に従い、まずは身体の回復を最優先させましょう。

2. 最初の一歩!まずは体力を戻す「有酸素運動」から

お医者さんから運動の許可が出たからといって、いきなり自分の体重を負荷にする自重トレーニングや、ダンベルを使ったウェイトトレーニングから始めるのは身体への負担が大きすぎます。筋トレを始める前の準備段階として、まずは心肺機能を高め、凝り固まった身体をほぐす「簡単な有酸素運動」からスタートしてみましょう。

一般的な有酸素運動としては、エアロバイクや軽いランニング、プールでのスイミングなどが挙げられますが、産後のママにとってこれらを定期的に行うのは時間的にも環境的にも至難の業です。そこでおすすめなのが、誰でも手軽に始められる「ウォーキング(お散歩)」です。

ウォーキングなら、赤ちゃんをベビーカーに乗せたり、抱っこ紐で抱っこしたりして、一緒にお散歩に出かけるだけで立派な運動になります。外の空気を吸うことは、24時間育児に追われるママにとって素晴らしい気分転換にもなります。

科学的に脂肪燃焼効果が高まり始めるのは、運動を始めてから20分以上経過した頃からと言われています。そのため、お天気が良く体調に問題がなければ、「1回30分以上」を目標に、毎日〜隔日程度のペースで続けてみましょう。歩くときはダラダラ歩くのではなく、背筋を伸ばし、視線を少し遠くに向けて、いつもより少し歩幅を広くしてテンポよく歩くと、それだけで体幹が刺激され、効果的な有酸素運動になります。

3. 身体が慣れてきたらいよいよ実践!部位別・産後筋トレメニュー

ウォーキングなどの有酸素運動に身体が慣れ、体力が少しずつ戻ってきたことを実感できたら、いよいよ本格的な筋トレをメニューに組み込んでいきましょう。最初は特別なマシンや道具を必要としない、自宅のリビングで寝転がったままできるような手軽な自重トレーニングから始めるのが長続きの秘訣です。ここからは、産後ママが特に鍛えるべき4つの重要なアプローチをご紹介します。

① 最も重要な「腹筋」の再教育

産後ダイエットにおいて、最も多くのママが課題として挙げるのが「お腹周り」です。妊娠中、お腹の中の赤ちゃんが大きく成長するにつれて、ママの腹筋は限界まで引き伸ばされ、著しく引き裂かれるようなダメージ(腹直筋離開など)を受けて弱ってしまいます。また、お腹が前に突出することで身体の重心が前方へとシフトし、それを支えるために反り腰の姿勢が癖になってしまいます。この結果、腹筋が全く使われなくなり、産後の「頑固な腰痛」や「体重は戻ったのにぽっこりお腹だけが治らない」といった深刻なマイナートラブルを引き起こす原因になるのです。

もし、仰向けに寝転んだ状態から、お腹の力だけでスムーズに起き上がれないという場合は、腹筋の機能が著しく低下しているサイン(要注意状態)です。ただし、ここでいきなり学生時代のような激しい上体起こし(クランチ)を行うと、かえってお腹に過剰な圧力がかかり、弱った筋肉を痛めてしまいます。

まずは、仰向けに寝て膝を立て、息を吐きながらおへそを床に押し付けるようにしてお腹を凹ませる「ドローイン」や、首だけを持ち上げて自分のおへそを覗き込むような、負荷の低い優しい腹筋運動から取り入れて、弱った腹筋を少しずつ目覚めさせていきましょう。

② 尿漏れ・トラブルを防ぐ「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」の強化

産後、多くのママが人知れず悩んでいるのが「頻尿」や「くしゃみをした拍子の尿漏れ」です。これは決して恥ずかしいことではなく、妊娠・出産を経た身体の構造上、とても起こりやすい現象です。原因は、骨盤の底にハンモック状に広がり、子宮や膀胱、直腸などの大切な内臓を正しい位置で支えている「骨盤底筋群」の緩みにあります。

妊娠中、子宮は通常の約6倍の大きさに膨らみ、重さはなんと約20倍(赤ちゃんや羊水を含めるとそれ以上)にまで変化します。この急激に巨大化した子宮によって膀胱や他の臓器が上下から押しつぶされるため、妊娠中から頻尿や胃の圧迫感を感じるようになります。そして出産を終えると、大きくなった子宮は一気に元のサイズへと縮んでいきますが、引き伸ばされてボロボロになった骨盤底筋群の筋力はすぐには戻りません。元に戻ろうとする臓器や膀胱を支えきれなくなる結果、尿漏れなどのトラブルが発生します。

骨盤底筋群は、後述する腹筋や下半身のトレーニングを行うことでも連動して鍛えられますが、尿漏れを自覚している場合は個別のケアが必要です。仰向けの状態で、おしっこの穴や肛門をキュッと上方に吸い上げるように5秒間締め、ゆっくり緩める、という「骨盤底筋体操」を意識的に行いましょう。授乳中や寝かしつけの合間など、座った状態や横になった状態でも気づいた時にいつでもできるため、毎日の習慣にすることをおすすめします。

③ 卒乳後の下垂を防ぐ「バスト周り(大胸筋)」のケア

産後は母乳を分泌するための準備として、ホルモンの影響でバストが急速に大きく、そして重くなります。しかし、この豊かなボリュームを維持できるのは授乳期間中という一定の期間に限られます。この短い期間であっても、バストの土台となって支えている「大胸筋(だいきょうきん)」などの胸の筋肉は、増した重さに耐えきれずにどんどん疲弊し、弱っていってしまいます。

そのため、何のケアもしないまま授乳期を終えてしまうと、風船がしぼんだようにハリを失い、下へと垂れてしまう「残念なバスト」になってしまうリスクが高まります。女性としては、いつまでも綺麗なデコルテを維持したいものですよね。

バストのエイジングを防ぐためには、大胸筋を鍛える筋トレが効果抜群です。また、胸周りの筋肉を動かして刺激を届けることで、上半身の血流が大幅に改善され、「母乳の出が良くなる」とも言われています。バストラインを美しく保ちながら母乳育児のサポートもできる、まさに一石二鳥のトレーニングです。

特別な道具なしで自宅でできる最も簡単かつ効果的な方法は「腕立て伏せ(プッシュアップ)」です。産後の身体には通常の腕立て伏せは強度が強すぎるため、まずは床に膝をついた状態で行う「膝つき腕立て伏せ」からチャレンジしてみましょう。手の幅を肩幅より少し広めに開き、胸を床に近づけるようにゆっくりと上体を上下させます。1日に10回〜15回を目標に行うだけでも、十分に大胸筋への効果が期待できます。

④ 代謝アップと体力向上を狙う「下半身トレーニング」

ここまでのアプローチを順番に行い、全体的に身体が動くようになってきたら、いよいよ仕上げとして自重による「下半身のトレーニング」を取り入れていきましょう。

人間の筋肉の約7割は下半身に集中しています。そのため、下半身の大きな筋肉(太ももやお尻)を効果的に刺激することは、効率よく全体の基礎代謝を上げ、痩せやすい身体を作るための最大の近道となります。それだけでなく、下半身のトレーニング(特に代表的なスクワットなど)は、正しいフォームで行うことによって、先述した「腹筋」や「骨盤底筋群」も同時に連動して鍛えることができるという大きなメリットがあります。

さらに、下半身を鍛えることは、これからの過酷な育児(日に日に重くなる赤ちゃんの抱っこや、追いかけ回す体力が必要な時期)を乗り切るための「絶対的な体力アップ」にも直結します。骨盤の位置をニュートラルに整えながら丁寧に行うことで、産後特有の下半身太り(安産型に広がってしまったお尻や太もも)を解消する効果も格段にアップします。

妊娠中は大きなお腹のせいで身体を自由に動かすことができず、また産後は赤ちゃんのお世話(授乳、オムツ替え、抱っこ)で前かがみの同じような姿勢が続くため、ママの身体は思っている以上にガチガチに硬くなっています。そのため、単に筋肉を縮めるだけの筋トレではなく、筋肉が心地よく伸びる感覚を得られる「ストレッチ要素が含まれたトレーニング」を意識的に選ぶのがよりおすすめです。例えば、足を大きく前後に開いて重心を落とす「ランジ」などは、股関節周りのストレッチと太もも・お尻の筋トレが同時に行えるため非常に効果的です。

4. まとめ:焦りは禁物!ママのペースで少しずつステップアップ

いかがでしたでしょうか?産後のボディメイクや筋トレを「いつから始めようか」と一人で悩んでいる場合、まずは最初の「産後1ヶ月間」はとにかく無理をせず、赤ちゃんのケアと自身の体力の回復のために安静に過ごすことを徹底してください。

生後1ヶ月を迎える頃には、赤ちゃんの1ヶ月検診と同時に、ママの母体側の状態を確認する「産婦人科での1ヶ月検診」が必ずあります。そのタイミングが最初のチャンスです。担当のお医者さんに「軽い運動や筋トレを始めても大丈夫ですか?」と直接確認し、太鼓判をもらってから本格的なスタートを切りましょう。

もし、周囲のママ友やSNSで見かけるインフルエンサーが、産後すぐにスリムな体型に戻しているのを見て焦りを感じてしまっても、決して落ち込む必要はありません。出産のダメージや回復のスピードは、十人十色で全く異なります。

明日からすぐにハードなトレーニングに取り組めなくても、何も問題はありません。「今日はお散歩を5分長く歩いてみた」「今日は寝る前に骨盤底筋の体操を3回だけやってみた」、そんな小さな一歩の積み重ねが未来の健康的な美しさを作ります。日々の生活の中でご自身の身体の様子を最優先で見つめ、愛しい赤ちゃんとの時間を楽しみながら、少しずつ無理のない範囲でレベルを上げていきましょうね!


OUTLINEは、全国31店舗、横浜本厚木藤沢戸塚関内川崎練馬北千住町田新宿恵比寿銀座錦糸町蒲田下北沢池袋吉祥寺秋葉原渋谷中野立川赤羽自由が丘千葉船橋越谷宇都宮天王寺心斎橋・なんば店広島で女性専用パーソナルジムを運営しています。
完全プライベートジムでジム内で他の会員様と顔を合わせることはございません。
ダイエットやボディメイクを行いたい方、初心者の女性、産後ダイエットで子連れでジムに通いたい方など大歓迎です。女性トレーナーも在籍しておりますので、話しにくいご相談も可能で、どんなご質問やご相談もお受け致します。
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