
「お酒を飲んでいるから痩せないんです」
アウトラインのカウンセリングでも、よく聞く言葉です。
確かにダイエット中のお酒は悪者にされがちですが、
実は“お酒そのもの”が直接太る原因になるケースは意外と少ないのです。
では、なぜ
「お酒=太る」「お酒をやめないと痩せない」
と思い込んでしまうのでしょうか。
その答えは、
お酒に付随して起こる生活習慣の乱れにあります。
<お酒を飲むと太ると思われている理由>アルコール自体は脂質ではなく、1gあたり約7kcalの“燃えやすいエネルギー”として処理されます。
ただし体はアルコール代謝を最優先するため、その間は脂肪燃焼がストップし、脂肪が抱え込まれやすい状態になります。
つまり、お酒が直接脂肪になるのではなく、代謝の優先順位が変わることで“痩せにくい時間”が発生します。
アルコールが入ると食欲を刺激するホルモンが活性化し、脳の抑制も弱まります。
その結果、普段なら避けられる揚げ物・ラーメン・脂質の多いメニューを無意識に選びやすくなります。
「お酒を飲むと食べすぎる」
これは意志ではなく、アルコールによる生理的な反応です。
酔いが進むと、理性的な判断が低下し、控えめにしようという意識より「今日はいいか」が勝ちやすくなります。
そのため、少しの間に通常よりも多いカロリーを摂取してしまいがちです。
これは多くの人に起きる自然な現象で、自制心の問題ではありません。
お酒は寝つきを良く感じさせますが、深い睡眠を減らし、夜中に何度も目が覚める“浅い睡眠の増加”を招きます。
深い眠りが減ると、脂肪燃焼や筋肉修復に必要な成長ホルモンの分泌が低下し、翌日の基礎代謝が下がります。
ダイエット中の睡眠の悪化は、食事以上に痩せにくさへ直結する大きな要因です。
お酒の翌日は、だるさ・むくみ・胃腸の重さなどが残りやすく、自然と動く量が減ります。
さらにアルコール分解では水分やミネラルが使われるため、体のコンディションが乱れ、脂肪燃焼も低下。
その結果、1日の消費カロリーが下がり続けるという流れが起こります。
<本当に太る原因① おつまみの内容と量>アルコールは脂質ではありませんが、体内では“最優先で分解されるエネルギー”として扱われます。
その間、脂肪燃焼がストップし、体は脂肪を抱え込んだ状態になります。
つまり、お酒が直接太るというよりも、代謝の流れが変わることで“痩せにくい時間”が発生することが最大のポイントです。
お酒が入ると食欲ホルモンが刺激され、脳の抑制も弱まります。
その結果、普段なら避けられる揚げ物・ラーメン・脂質の多いおつまみを無意識に選びがちになります。
「お酒を飲むと食べすぎる」のは、生理的な反応であり意志の問題ではありません。
特に唐揚げ・ポテト・ソーセージ・チーズなどは“高脂質×高カロリー”で太りやすさの原因に。
お酒は寝つきを良くするように見えて、実際は深い睡眠を妨げ、途中覚醒を増やします。
これにより脂肪燃焼や筋肉の回復に重要な成長ホルモンの分泌が低下し、翌日の基礎代謝が落ちます。
さらに、だるさ・むくみ・やる気の低下によって行動量も自然と減り、消費カロリーが激減します。
脂肪が増えたように見えるのは、むくみや一時的な水分の変動であることも多いです。
<本当に太る原因② 睡眠の質の低下>お酒を飲むと「すぐ眠れる」と感じる人が多いですが、それは単に意識が落ちているだけで、本来の睡眠とは違います。
アルコールは深いノンレム睡眠を減らし、夜中に目が覚めやすくなる“分断睡眠”を引き起こします。
結果として、体がしっかり休めず、疲労が抜けない状態が続きます。
ダイエットにおいて睡眠の質は食事・運動と同じくらい重要で、ここを見落とすと痩せにくさに直結します。
質の高い睡眠がとれないと、ダイエットに欠かせない成長ホルモンの分泌量が大きく減ります。
このホルモンは子どもだけでなく大人にとっても重要で、
脂肪の分解・燃焼
筋肉の修復・回復
基礎代謝の維持
といった「痩せやすい体づくりの根幹」を担っています。
お酒で睡眠が浅くなると、この成長ホルモンが十分に出ず、どれだけ運動しても筋肉は回復しにくく、脂肪も燃えにくい状態に…。
まさに、努力が報われにくい体になってしまいます。
睡眠の質が落ちると、翌日に“疲れが残る状態”になりやすく、
身体が重い
やる気が出ない
トレーニングをサボる
無意識に動く量が減る
といった行動につながります。
これだけで1日の消費カロリーは大きく落ち、痩せにくさが加速します。
さらに、睡眠不足は食欲ホルモン(グレリン)を増やし、過食にもつながるため、悪循環に入りやすいのも特徴です。
多くの人が口にする
「お酒のせいで痩せない」
という悩みは、実際には…
▶ お酒 → 睡眠の質低下 → 代謝低下・行動量低下 → 痩せにくい
という流れで起きています。
だからこそ、お酒との付き合い方を見直すことは、
単なる“カロリー調整”ではなく、
痩せやすい体の土台をつくることそのものです。
<本当に太る原因③ 翌日の代謝・行動量の低下>お酒を飲んだ翌日に感じる「身体が重い」「だるい」「動く気がしない」という不調は、実はダイエットにおける大きなマイナス要因です。アルコールは水分バランスや自律神経、血糖コントロール、そして睡眠の質にまで影響し、しっかり寝たつもりでも体が十分に回復できていない状態をつくります。その結果、普段より歩く量が減ったり、自然と動く量(NEAT)が低下したり、ジムに行く気力が出ない、トレーニングをサボってしまうといった行動につながり、総消費カロリーが大幅に下がります。これが週1〜2回のペースでも積み重なることで、気づかないうちに“太りやすい体”が完成してしまうのです。
2. 翌日の体重増加は“太った”のではなくほぼ水分
お酒を飲んだ翌日に体重が増えていても、その正体のほとんどは脂肪ではありません。脱水による水分保持(むくみ)、塩分の多いおつまみで溜まる水分、胃腸の張り(食べ過ぎ・消化遅延)、体内の炎症反応による一時的な水分変動――こうした“水分の増加”が体重を押し上げています。体脂肪1kgを増やすには約7,200kcal必要ですが、一晩でそこまで摂取するのはほぼ不可能。つまり翌日の体重増加は“脂肪が増えた”のではなく単なるむくみであり、数日以内に自然と戻る範囲です。それでも「太った」と勘違いして落ち込み、逆にストレスで食べてしまう人が多く、ここが悪循環の始まりになりやすいポイントです。
3. ダイエットの成否を決めるのは“翌日の過ごし方”
アルコールの本当の問題点は、カロリーでも糖質でもなく“翌日の行動を鈍らせてしまう”ことにあります。翌日、疲労で動かない → NEATが下がる → 脂肪が燃えない → トレーニングもサボりやすくなる → 消費が落ち続ける…という流れが続くことで、じわじわと太りやすい体質が出来上がります。逆にいえば、お酒を飲んだ日があっても“翌日の過ごし方”さえ整えれば、ダイエットへの悪影響は大幅に減らせます。実際、アウトラインのお客様でも「お酒を辞めるのではなく、翌日の過ごし方を改善しただけで痩せた」というケースは非常に多く、生活を無理に制限するよりも、翌日のリカバリー習慣を整える方がはるかに成功率が高いのです。
お酒はゼロにしなくても大丈夫です。
重要なのは“飲み方を整えること”。
次の4つを意識するだけで、体への負担は大きく変わります。
1. 空腹で飲まない
空腹状態だとアルコール吸収が一気に進み、血糖値が上下して食欲が爆発しやすくなります。
軽くたんぱく質や野菜を入れてから飲むだけで暴飲暴食を防げます。
2. タンパク質系のおつまみを優先する
唐揚げ・ポテトなどの“脂質×アルコールの太りやすい組み合わせ”を避けるだけでも効果大。
枝豆、刺身、焼き鳥(塩・皮なし)、冷奴などが理想。
3. 水をこまめに飲む
アルコール分解には大量の水分が使われるため、こまめな水分補給で翌日のむくみ・重さを軽減できます。
「お酒1杯につき水1杯」がベスト。
4. 寝る直前の大量飲酒を避ける
寝つきは良くなるように感じても、深い睡眠が減り睡眠の質が下がります。
少なくとも“就寝2〜3時間前”までに飲み終えるのが理想。
30代女性/会社員/アウトライン錦糸町店
仕事終わりのビールが日課で
「お酒をやめないと痩せない」と思い込んでいました。
指導内容は
ビールは継続
揚げ物→枝豆・刺身に変更
寝る直前の飲酒を控える
結果、
3ヶ月で体脂肪率−3.2%。
「お酒を我慢しなくていいと分かって、続けられました」との声。
20代女性/会社員/アウトライン新宿店
飲み会翌日の体重増加に悩んで来店。
体重増=脂肪ではないことを説明
水分・睡眠の質を重視
翌日の食事をリセット
結果、
体重の増減に振り回されなくなり、
ダイエット継続に成功しました。
40代女性/主婦/アウトライン横浜店
「年齢+お酒で痩せない」と思い込んでいましたが、
飲酒量を少し調整
筋トレ+睡眠時間の確保
結果、
3ヶ月で**−4kg達成**。
「お酒を完全にやめなくてもいいと知れて安心した」と話されています。
<まとめ|お酒が原因ではなく、習慣が原因>「お酒で痩せない」は、お酒のせい“だけ”じゃない。
本当の原因はこの3つ。
食べ方が乱れる(空腹で飲む・つまみが高カロリー)
睡眠が浅くなる(代謝が落ちて翌日むくむ)
翌日の行動が崩れる(食欲増加・だるさで運動量↓)
アウトラインでは、お酒をやめさせるのではなく、
生活と両立できる「続けられる習慣」を一緒につくります。